正しいことをする
はじめまして、こんにちは。
パーソナルトレーナーの椿谷 健(つばきだに けん)と申します。
私はこの仕事をするうえで大切にしていることがあります。
それが正しいことをするということです。
当たり前のことではありますが、その大切さに気づかせてくれたのが、母方の祖父である、通称、日和佐のじいちゃんでした。
日和佐のじいちゃんは徳島県の日和佐町(現美波町)というウミガメの産卵で有名なところの出身です。
夏休みに遊びに行くと、いつも笑顔で釣りや川にプールに銭湯と、いろんなところに連れて行ってくれました。黄色いケロリンの桶を見るとなつかしい気分になります。
戦争体験者の話
そんなじいちゃんが私が中学生のころに、神妙な顔で戦争の話をしてくれました。
じいちゃんは大正生まれで戦争体験者。
こんな話を聞かせてくれました。
「じいちゃん戦争中、上官から捕虜を殺せと命じられたことがあってな……。」
私は子供心に複雑な気持ちになりました。そんなことをしては絶対にいけない。
けど、上官の命令は絶対……。
しかし、つぎの言葉で救われました。
「でもじいちゃんな、上官の命令であっても正しくないことはしなかった。あの時この手で過ちを犯さなくて本当によかった」と、ふるえる両手を見つめながら安堵したじいちゃんの表情は今でも忘れません。
上官に逆らったわけですからひどい仕打ちをされたことでしょう。
それに屈せず信念を貫き通したじいちゃんの想いが胸を打ちました。
そんなじいちゃんの教えが、この仕事をするうえでとても役に立ってます。まだまだいたらぬ点も多いですが、ぜひ、あなたのことも、いろいろお聞かせください。